I ROCKS 2020&21 ONLINE

覚悟と意思 ~I ROCKS 20&21開催に向けて~

かつて、ここまで悩みに悩んで出した答えがあっただろうかと思い悩んだ日々を経て、2021年春、二年分のおかえりなさいを込めて「I ROCKS 20&21」、改めてここから全力疾走で始めます。

昨年、新型コロナウイルスの感染拡大により、「I ROCKS 2020」の開催見合わせを発表しました。そこで、僕たちは2021年の開催を「I ROCKS 20&21」と題し、2020年の振替と2021年の開催を共に実施することを決断しました。
2014年からスタートしたLACCO TOWER主催のロックフェス「I ROCKS」は、常に前線で挑み続けているアーティストのステージだけでなく、家族で来場しても子供から大人まで楽しめるイベントを同時開催することで会場のどこにいても活気と笑顔が溢れるようなアットホームなフェスとなりました。

今回の「I ROCKS 20&21」が開催できる背景には、今までにない多くの方々のご理解、ご協力が欠かせませんでした。会場となる地元伊勢崎市文化会館、スケジュールを調整してくれた出演者の皆様、チケットを払い戻さずに待っていてくれたり、常に応援してくれているファンの皆様、I ROCKSを最優先で考えてくださる現場スタッフ及び協力企業の皆様。「I ROCKS 20&21」に対して前向きでいられたのはこの存在があってこそです。

しかし、開催すると決意してからも課題は山積み。政府が発表しているガイドラインに沿って感染対策を徹底すれば、開催すること自体は可能でしたが、収容人数の制限など様々な厳しい現実と向き合わなければなりません。正直、経営者目線で言えば中止にした方が財政面は楽なわけで、この選択が正しいかどうか葛藤する日々を過ごしました。
「誰のために、どんな理由で、どうしたいか」幾度となく行われた社内会議では、何度も意見がぶつかり、開催に対して希望を抱けなくなることもありました。
それでも徹底的に話し合い向き合えたことで「できないことを言い合う」が「できることを言い合う」に変わり、そこで改めて気付けたことは、「I ROCKS」というフェスは僕たちにとって大切な人達が最幸な時間を過ごせる場所であるということ。そして、何が起こるかわからない今、この大事な場所を作ることが明るい未来に繋がる大きな一歩になるのではないかという答えにたどり着きました。

4月9~11日の3日間で予定していたステージ数、1日ごとの出演者数では、ガイドラインに沿った感染対策が実現できないことから、ステージ数を1つに絞り、新たに2日間日程を追加、発表していたアーティストには、極力出演していただけるように調整いただきました。
つまり、1日のステージ数、出演者数に限りがあるなら、別の日程で同じステージを用意すればいい。
ここだけは曲げたくない、そう考え、今年のI ROCKSは過去最長の5日間開催という決断に至りました。

2019年6月9日に「行ってらっしゃい」と見送ったあの日から、
ついに、皆様に「おかえりなさい」を言える日が決まりました。

公演名:I ROCKS 20&21 stand by LACCO TOWER
日程:2021年4月9日(金)・10日(土)・11日(日)・5月1日(土)・2日(日)
会場:群馬 伊勢崎市文化会館

これが株式会社アイロックス9名全員で出した答えです。
強い覚悟と意思を持って、ルールを守り、“家族(あなた)“を守ります。

最後に、色々な事情で来ることが叶わない方もいると思います。
たとえ離れていても、この一年がそうであったように、繋がれる手段はきっとあります。 僕らは誰も置いていきません。

新たな家で、新たな形で、家族の帰りをお待ちしています。

塩﨑 啓示 (アイロックス 代表取締役 / LACCO TOWER Ba.)